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2006年1月 8日 (日)

拉致問題

新証言・拉致―横田めぐみを救出せよ! 新証言・拉致―横田めぐみを救出せよ!
安 明進 太刀川 正樹

廣済堂出版 2005-03
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 1月2日に買ってまもなく読み終わる。 5日はついに(というほどのものでもないが)拙ブログのサイドバーにブルーリボン放送を設置。また同じく5日ブルーリボンシールを注文し、7日配達されてきた。6日の新聞で「横田めぐみさんの拉致は、シン・ガンスであると曽我ひとみさんが証言。」という報道。7日は岐阜市内で救う会岐阜による署名活動があったが残念ながら仕事で行けずじまいだった。BLseet

 今年は頭から「拉致問題」にどっぷり浸かっている。電脳補完録からブルーリボンシールは3セット(1枚80個のシール、1セット15枚。・・・結構あるな。)買った。年賀状も終わり何に貼るべきや・・・とも思いつつも人にあげようと思っている。申込先は東京の方なのだが、シールを印刷しているのは岐阜市内の業者だということで自分で取りに行った方が早いようなものだが、運動の輪の拡大と共に運動の活動資金の応援にもなっているのでそのまま申し込んだ。

 さて上記の本である。
 著者は安 明進氏、元北朝鮮工作員である。メディアへも何度も出 ている。その工作員は韓国へ亡命、拉致問題解決のため祖国を糾弾し日本へ様々な情報を提供している。もちろんかつての同僚からいつ暗殺されても不思議ではない状況にある。
 優しい目をした人だ。とても工作員という顔ではない。そんな事を思いながら読んでいる。北朝鮮の工作員教育、彼が本国で実際に接触した日本人の拉致被害者についても書かれている。今回曽我ひとみさんがシンガンスについて証言したわけだが、本来なら帰国された5人からもっと多くの証言が得られそうなものだと思っていたが、北朝鮮はそうは簡単に返すわけもなく様々な要因があり口を閉ざしているらしい。
 拉致被害者・寺越武志さん(政府認定されず)の母友枝さんはある政治家事務所へ「拉致被害者の認定」を求めたが
「40年も黙っとって、何でもうちょっと黙っておれんか。ほんなに騒いだら殺されて、交通事故にあって死んだと言われますよ」
と言われたそうである。
 拉致被害者、蓮池薫さんの兄透さんは被害者救済のため東奔西走されているが、活動のために会社の有給休暇をとり旅費は全て実費で賄い、国などからの援助は全くないそうである。何というバカバカしさかと改めて国の弱腰に腹が立つ。
「朝日、外務省は北朝鮮の走狗か」
とは蓮池透さんの言葉である。北朝鮮というボスキャラと戦う前に日本政府を「説得」せねばならず、他方で「国内の売国勢力」の妨害を排除せねばならないのである。

 ちなみに政府が拉致認定をした被害者はわずか16人である。それに対し「救う会」が認定した人は200人を越える。更に恐ろしいことがある。拉致被害者5人が帰国されたのは2002年10月であるが、拉致された可能性が高い人物の失踪日は2003年10月5日である。北朝鮮の拉致が表沙汰になったからといって、これ以上の拉致は発生しないとは言えないのである。

 北朝鮮の拉致は韓国人も多いらしい。日本人同様工作員の教育にあたる事も多いという。著者は拉致されてきた韓国人教官がつぶやくのを聞いたそうだ。
「将来、あなたがたが韓国に行ったとき、海岸で何も知らず遊んでいる子供だけは連れてこないでください」
読んでいて思わず目頭があつくなった。

 拉致被害者全員が1日も早く帰国できることを望むばかりである。

追伸
 遠からず北朝鮮は崩壊するだろう。それに向けて
「くたばれ!カイザー!」(by  銀河英雄伝説
なんてのもよいかと思うが、如何せんあのヴィジュアルでは様にならない。
 崩壊後、金正日は国民からどのような扱いを受けるか分からない。もし出来ることなら、日本へ連れてきて同じ金ちゃんということで、
「欽ちゃん走り」
をさせてみたい。相当絵になると思うのだが。

めぐみ〈後編〉
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おすすめ平均 star
star本作品における在日朝鮮人の描かれ方
star読むのが本当に辛かった。最後まで。

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コメント

本当に悲しくなりますよね、人間は何て愚かなんだろうとつくづく思います。先日、元日本兵のかたがコメントしてましたけど「こっちが殺さなきゃ自分が殺されちゃうんですよ、その瞬間人間らしさなんてものはどこにも存在しなくなり、自分を守る為に皆命令に従うしかない、それしか生き残るすべがないのです。それが戦争というものです。」
北朝鮮側の日本への意識はいまだ戦争の続きなのですから。

投稿: henmeruidumi | 2006年1月13日 (金) 14:27

 戦争は起こしてはなりません。拉致も許すことはできません。しかし戦争と拉致は明らかに次元の違う問題です。戦争をする国を善と悪にバッサリ分けることはできませんが、拉致を実行する国は絶対悪です。

>北朝鮮側の日本への意識はいまだ戦争の続きなのですから。

日本は朝鮮半島と戦争をしていません。日本の植民地であったことは事実ですが、その時代の朝鮮半島の必要歳出の50%以上を日本の税金で補填していた事を考えれば、果たしてどちらが植民地かと首を傾げたくもなります。そのような意識を国民に持たせることで日本を仮想敵国とし国民意識の統一をはかるのは隣国の常套手段でしょう。
 打倒すべきは愚かな金正日と愚かな幹部連中ではないでしょうか。そしてそれこそが北朝鮮国民を救う近道でもあると思います。

投稿: ケンジ | 2006年1月14日 (土) 21:45

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