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2007年7月 4日 (水)

民主党 平岡秀夫 2

 前回に記事について、ブログをお読みいただいた方からコメントを頂きました。そのままコメント欄の返信だけで終わらせてしまうのは悲しいと思いましたので記事にしました。

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少年犯罪ではありませんが、息子を犯罪で失ったものです。
どんな事情があれ、人の命を奪うと言う事は許されるものではありません。

たとえ加害者が死刑になったとしても、遺族は癒されるものではありません。
いえ、一番納得していないのは、何の落度も無く理不尽に命を奪われた本人です。

突然命を奪われた者は「死刑」に、遺族は一生苦しむ「終身刑」を科されたようなものです。
加害者の刑が一番軽いものである事を、平岡氏はまったく把握していません!
批判に晒され自身のHPに謝罪文を載せましたが、弁解にしかとれません!

投稿 遺族 | 2007年7月 4日 (水) 13時07分
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 はじめまして。コメントをいただきましてありがとうございます。

 まずは何よりも、お亡くなりになった息子さんのご冥福をお祈りします。
 どうお返事を差し上げたらよいのかと考えておりましたが、そうした経験の無い自分がご遺族の方の心中を本当の意味でお察しすることは、まず不可能であると思っております。その点ご理解ください。

 さて、国会議員の発言が問題になる昨今ですが、本質的には恐らくこの平岡氏の発言ほど人間性を無視したものは無いと思います。

>たとえ加害者が死刑になったとしても、遺族は癒されるものではありません。

 そして亡くなった被害者は生き返らない。そこへ平岡氏は
「だからしょうがないじゃないか。」
と言っているようなものです。相手が死刑になっても亡くなった被害者は帰ってこない、また遺族の方も癒されるはずもないということは頭では分かっている、でも、それでも、という部分があると思います。

>一番納得していないのは、何の落度も無く理不尽に命を奪われた本人です。

 まったくもってその通りだと思います。平岡氏はこれを完全に無視しています。番組内でも常に加害者の肩を持ち、被害者の人権は無視、まさに「死人に口無し」を体現していました。

 今このようなことを書くのは如何なものかと思いますが、自分は多少の知識といくばくかの経験上「肉体の消滅後も個性は消滅しない」と考えていますので、亡くなった方を無視するような平岡氏及び郡氏にはさらに憤りを覚えます。

>突然命を奪われた者は「死刑」に、遺族は一生苦しむ「終身刑」を科されたようなものです。

 仰るとおりで言葉もありません。

>加害者の刑が一番軽いものである事を、平岡氏はまったく把握していません!

 たとえ「終身刑」を言い渡されても実際には十数年くらいで出てこられますね。それで禊ぎは済んだ、などと考えられては被害者もご遺族もたまったものではないと思います。

謝罪文は知りませんでしたので探して読んでみました。言い訳ですね。

 「目には目を、歯には歯を」これが正しいとは言えないかもしれません。しかしもし自分がご遺族の立場になればこれを叫ぶと思います。「自分がしたことを自分で理解しろ」と。それに対し「そんなことでは争いは無くならない」と言うような人間は偽善者だと思います。

 かつて武士道においては仇討ちは美徳の一つでした。(目上の人間の仇という限定があったようですが)しかしそれも法が裁くことでなくなりました。これはこれで社会の前進だと思ってはいます。しかしそれは被害者が加害者になることを止めることにはなりましたが、刑の確定までに長い時間がかかる、もしかしたら無罪で終わるかもしれない。そんな別の次元でストレスが発生したのかもしれません。それに過去の判例にならうため、遺族感情は置き去りにされているとも言えるかもしれません。

 番組内で青木さんが言っておられたように、法は弱者を守るため、そして悪人を裁くためということが大前提なのですが、日本の場合やたら加害者の権利ばかりを強調してます。おそらく「性善説」を根底に置いているからだと思うのですが、それでは被害者は常に傷口に塩を塗られ続けるようなものだと思います。

 ご遺族としては、思い出すのも辛いけど、忘れてしまうのはもっと辛い。そんなご心境ではないかと思います。残念ながら自分にはおかけする言葉が見つかりません。具体的にどうしたら良いか、というアドバイスもできません。ただあんな国会議員は支持などしません。

 話は飛びますが、「自由」「平等」や「権利」は良いことだらけだと考えられがちです。しかしこれは火と同じで使い方を間違えるととんでもないことになると思います。何をするのも自分の「自由」、何もしないのも自分の「自由」、しかし結果は真面目にやった人間と同じく「平等」な結果をもとめる「権利」がある。そんなことばかり認めていたら社会はどんどんおかしくなると思います。そして実際おかしくなっているのだと思います。

 若輩者が分かったような口をきくのはどうかと思いますが、思った事を書いてみました。失礼がございましたらお許しください。

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コメント

ケンジさま
ご丁寧な返信をありがとうございます。
あの番組を見て、持って行きようの無い怒りや悲しみを、通りすがりに吐き出してしまい申し訳なく思っています。

恐らくケンジさんは、息子と変らない年齢と推測しています。
生きていれば今年33歳になるはずでした・・・

国は被害者や遺族から仇討ちという権利を奪いました。
代わりに司法がきちんと判断してくれるものと期待していましたが、量刑相場そのものの判決でした・・・。
しかも、判決文には「汲むべき事情もあり・・・」と書かれていました。
???遊ぶ金欲しさに息子の命を奪った者の事情???
裁判官からしてこのような物言いです。
言葉がありません。

でも今回の放映で、特に若い方々の正常な反応に安堵する思いもあります。

無期懲役となった加害者は、あと数年もすれば再び社会に戻って来ることでしょう。
同じ思いをさせたい気持ちは沸々と数年が経った現在もありますが、残された兄弟を遺族の悲しみから、逆に加害者の子供として更に苦しめる事は出来ません。
理性もあります。

願わくば、自分の犯した罪と正面から向き合い、逃げる事無く、私達が苦しんでいるように苦しんで生きて行って貰いたいものです。
息子の死の上に自分が生かされている事を忘れずに・・・

長々と失礼しました。
ケンジさん始めこのブログを拝見している皆さま、命はかけがいのないものです。
ご自身の命は勿論の事、他人の命をも大切にして下さい。

投稿: 遺族 | 2007年7月 6日 (金) 11:17

拙い返信で申し訳ありません。偉そうな事が言えるほど立派な毎日を過ごしているわけではありませんし、ブログもご覧の通り冗談半分です。それでも何か気になる事があれば書いています。

>恐らくケンジさんは、息子と変らない年齢と推測しています。
>生きていれば今年33歳になるはずでした・・・

僕は息子さんより少し年上ですが、見ていたテレビ番組、聞いていた音楽はほとんど同じでしょうね。世代的には完全に同じです。

>しかも、判決文には「汲むべき事情もあり・・・」と書かれていました。
>???遊ぶ金欲しさに息子の命を奪った者の事情???
>裁判官からしてこのような物言いです。
>言葉がありません。

何という・・・・・
平岡氏らと同じ考えを持つ裁判官だったのでしょうか。たとえ育った環境がどれほど酷く不幸であったとしても、何の関係もない人間を殺した言い訳になどなるはずが無いですよね。

僕はいわゆる「人権派」と呼ばれる人々が嫌いと言いますか、言っていることに全く共感が持てません。要するに平岡議員や郡議員のような発言をする方々なのですが、彼らは今回の批判を受けてもそれがなぜなのかが恐らく理解できないでしょう。彼らにとって自分たちほど正義の正論を吐いている者はいないと思っているはずです。

>無期懲役となった加害者は、あと数年もすれば再び社会に戻って来ることでしょう。
>同じ思いをさせたい気持ちは沸々と数年が経った現在もありますが、残された兄弟を遺
>族の悲しみから、逆に加害者の子供として更に苦しめる事は出来ません。
>理性もあります。
>願わくば、自分の犯した罪と正面から向き合い、逃げる事無く、私達が苦しんでいるよ
>うに苦しんで生きて行って貰いたいものです。
>息子の死の上に自分が生かされている事を忘れずに・・・

自分には到底計り知れない苦悩だと思います。青木さんも同じだなのだろうと思います。

>長々と失礼しました。
>ケンジさん始めこのブログを拝見している皆さま、命はかけがいのないものです。
>ご自身の命は勿論の事、他人の命をも大切にして下さい。

こんなブログですが、やっていて少しは意味があったのではないかと思うことができました。

>命はかけがいのないものです。

恐らく平岡議員も郡議員も全く同じ言葉を発するのでしょう。
しかしこの言葉の重さはまるで違います。彼らは所詮「頭」で考えた理屈だけで物を言っています。遺族の皆さんはまさに「心」からの言葉でしょう。そういう自分はどっちつかずなのですが。

どうもまとまりがなくて申し訳ありません。

自分で書いている先からその言葉の軽さを実感していますが、ご遺族の皆様、どうぞご自愛ください。

投稿: ケンジ | 2007年7月 7日 (土) 22:32

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