2011年6月16日 (木)

ピエタ

ピエタ ピエタ
大島真寿美

ポプラ社 2011-02-09
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傑作である。

一気に読み切った。書評家の大矢博子氏に言わせると、
「今度の直木賞を取る!!!・・・・・可能性のある候補には絶対に入る」

とのこと。

読みながら、終始音楽が奏でられていた感覚だった。

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2007年5月27日 (日)

朝日新聞って?

27 :水先案名無い人:2007/05/18(金) 15:24:13

安倍にも負けず 右翼(ウヨ)にも負けず
捏造にも自作自演にも恥じぬ 丈夫な面の皮を持ち
謝罪はなく 決して検証せず いつもお前が言うなと言われている
一日に社説2つと 素粒子と天声人語を書き
あらゆることを感情の赴くままに 焚き付け 煽り 叩き そして火病る
特アのための工作機関 日本の左傾化を任務として
東にエビちゃん風のOLあれば、行って若者の右傾化が心配だと嘆き
西に男系を主張するヒゲの殿下あれば、行って黙れと命じ
南に美しい珊瑚あれば、傷つけK・Yって誰だと騒ぎ立て
北にミサイル発射する将軍様あれば、一発だけなら誤射かもしれないと言う
身内の不祥事には目をつぶり チベット問題は見て見ぬふりを続け
みんなにバイコクドーと呼ばれ 信用されず 購読もされず
そういうバカサヨに 私はなりたい


        ∧_∧
      ( @∀@)/ ̄/ ̄/
      ( 二二二つ / と)
      |    /  /  /
       |      ̄| ̄ ̄
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2007年4月 2日 (月)

「下流志向」を読む3

また、「下流志向」より。
初めの話は深く考えていなかったので恥ずかしかったが、敢えて書く。
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「義務教育」という言葉を、今の子どもたちは「教育を受ける義務がある」というふうに理解しています。もちろんこれは間違いで、子どもには「教育を受ける義務」なんかありません。子どもには「教育を受ける権利」があるだけです。「その保護するところの子女に普通教育を受けさせる義務を負う」のは親達の方です。教育を受ける権利は、子どもたちにとって、その人生の可能性を広げてゆくための、もっとも大切な権利です。その権利について、当の子どもたちの側から「どうしてこんな権利を行使しなくちゃいけないの?」という差し出されることを、日本国憲法の起草者だって想像してはいなかったでしょう。
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僕なんかも昔、「子どもは教育を受ける義務がある」んだと思っていた。ところが今は「国は子供に教育を受けさせる義務がある」ということになっているらしい。

「次は子どもの成長を待てない親」という部分から
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自分の子どもは自分が作り出した「製品」であり、親の「成果」は「製品」にどんな付加価値を付けたかによって査定されると、親は育児の「成功」というかたちで社会的な自己実現を果たした、と考える。
(中略)
でも、世の親たちを見ていると、目に見えるかたちで、数値化できるかたちで、定量的に評価できるかたちで、育児の成果を出すことをせかされている。
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教育も育児も経済になってしまっているのだそうだ。金を払う、即商品が手に入る。でも成長というのは時間がかかるのだよ。そう言っている。

金を払う、即商品が手に入る。このような状態を「無時間モデル」と内田先生は呼んでいる。そしてそれではダメだ、と言うのに凄いものを引っ張ってくる。
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音楽を聞くということは「学び」の基本の一つになっていると思うんです。孔子は「君子の六芸」として、礼、楽、射、御、書、数を挙げていますけれど、どうして音楽の演奏と鑑賞がそれほど重要とされたのか。
(中略)
無時間モデルでは音楽は聞こえない。聞こえるはずがない。どんなすばらしい音楽も、モーツァルトの音楽もバッハの音楽も、単独の音では何の意味もないし、美的価値もないから。
生きるということは、いわば一つの曲を生涯かけて演奏するということです。ある人の人生のさまざまな行動や言葉の本当の意味は、曲を最後まで聞かないと確定されない。「棺を覆うて定まる」と言いますけれど、死んだときになってはじめてその人の生まれてからこれまでの振る舞いの意味がわかる。そういうものだと思うんです。六芸の一つに「楽」が挙げられているというのは「時間意識」を持つこと、「人間は時間の中の存在であると知ること」が知性の基礎だということを古代の聖賢は熟知していたからではないでしょうか。
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そう教育は等価交換ではない。その教育によってその子どもがどう変化するかはわからない。投資をしたらその分だけ出来のいい人間になるのなら、金持ちの子どもはみんな出来のいい人間になるし、貧乏人の子どもはみんなダメということになってしまう。(イジメや劣悪教師を避けるため私立に行かせる気持ちはわかるのだが)また、金を払った瞬間に子どもは成長するのでもない。熟成期間が必要なわけだ。

一気にのめり込むのは危険なのだが、今回は唸りっぱなし。

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「下流志向」を読む2

「下流志向」より
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気が付いたらすでにゲームが始まっていて、自分はそこにプレーヤーとして投げ込まれているという状況を想像してください。そのゲームがいつ始まり、どういうルールで進められているのか、自分はまだ分からない。でもとりあえず誰かが僕にボールをパスしてくるし、パスされたボールを「こっちへよこせ」と目で合図してくるプレイヤーがいたりする。あるいは血相変えて襲いかかってくるプレーヤーがいるので、とりあえず逃げる・・・・・・そういうことを繰り返しているうちにだんだんどういうふうにすればゲームが先に進むのか分かってくる・・・・・・。
 そういうものだと思うんですね。学びというのは。
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人生そのものですな。

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「雪かき仕事」をする人は朝早く起き出して、近所のみんなが知らないうちに、雪をすくって道ばたによせておくだけです。起き出した人々がその道を歩いているときは雪かきをした人はもう姿を消している。だから、だれがそれをしたか、みんなはそれを知らないし、当然感謝される機会もない。でも、この人が雪かきをしておかなかったら、雪は凍り付いて、そこを歩く人の中には転んで足をくじいた人がいるかもしれない。そういう仕事をきちんとやる人が社会の要所にいないと、世の中は回ってゆかない。
(中略)
若い人がよく言う「クリエイティヴで、やりがいのある仕事」というのは要するに、やっている当人に大きな達成感と満足感を与える仕事のことです。でも「雪かき仕事」は当人にどんな利益をもたらすかではなくて、周りの人達のどんな不利益を抑止するかを基準になされているものです。だから、自己利益基準に採る人には、その重要性が理解できない。
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武術でも芸術でも、何かを習おうとするとき、仮にそこに何人かのメンター候補者がいたとします。誰に就いて学ぶべきか、僕たちはその中から選ばなければならない。でも僕たちはこれから学ぶ知識や技術についてよく知らない。よく知らないからこそ「学びたい」と思っているわけだから、知らなくて当然です。しかしよく知らない分野ことについて、誰が技芸にすぐれており、誰が自分をあやまたず目的地へ連れて行ってくれるのかを決定しなくてはならない。でも、初心者はその定義からして、「目的地」がどこだかよく分かっていない。自分がどこに行くのか知らない人間が自分を目的地に連れて行ってくれる人間が誰であるかを言い当てなくてはいけない。これを「不条理」だと申し上げたのです。
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ソクラテスは『メノン』の中で「問題のパラドックス」ということを語っています。
僕たちは問題を立ててはそれに答えるという作業を繰り返しています。けれども「問題」というのは、よく考えると、実はそれ自体が逆説的なものです。というのは、解き方がまるでわからない問題はそもそも「問題」として意識されないし、解き方がすでにわかっているなら、それは「問題」ではないからです。つまり、僕たちが「問題」と呼んでいるのは解き方がわかりかけているけれど、まだ完全にわかっていないような問題のことなのです。
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思わず唸ってしまったところを一部抜き出してみた。

最後に紹介した文章について少しだけ。

以前「スピリチュアリズムはカンニングみたいなもの」と書いたことがある。「人間はなんで生まれてくるんだろう」とかいう何となく生まれてくる疑問、こういった疑問に焦点を当てて本気で考えてみないとダメだと思う。つまり問題が問題として認識されない限り、答えが答えとして成立しない。問題があるから答えがある。しかしその答えは自力では絶対に解けない。ところが問題は成立してしまっている。だから答えを探そうとする。そして「カンニング」に辿り着く。それを「カンニング」だと思えるのはその「問題」が立っているからであって、「問題」を「問題」だと意識できていない場合は「ほら、これが答えだよ」と教えられても意味が分からない。寝言とかわらない。

それが「目が覚める」ということの一つかもしれない。

「スピリチュアル、スピリチュアル、あたしを幸せにしてください」

ではない。

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2007年3月30日 (金)

「下流志向」を読む

宗教が影響力を弱めてからスピリチュアリズムが発生するまで、この期間は人間の心とはスライムかアメーバみたいなものではなかったかと思う。

スピリチュアリズムはそこに骨格を与えたのではないか。などと考えてみたりする。

そしてその光に当てられた後は「これだ!」と思うのはいいが、今度はそればかりになりやすい。現に自分がそうだった。シルバーバーチに感動してしまって、もう他の本など読む気も無くなった。あまりにも違いすぎた。

さて、話を戻してスピリチュアリズムを「骨格」としてみる。しかしこの骨格というものは自分で動かすことはない。動きに合わせて体を支えるが人間は自分の意志で骨を動かしているのではない。動かしているのは筋肉である。運動をして鍛えるのも骨ではない。筋肉である。筋肉を動かして活動し、その活動を通して「何か」をする。

だからスピリチュアリズムとは関係のない色々な本を読む。

この本は今年読んだベスト1になるのではないかと、まだ3ヶ月過ぎただけにも関わらず確信している。

内田先生の洞察力は凄い。

(一部引用)
「家族の中で『誰がもっとも家産の形成に貢献しているか』は『誰がもっとも不機嫌であるか』に基づいて測定される。
 これが現代日本家庭の基本ルールです」

わはははは!

改めてこの本の面白い所を抜き出してみようと思う。

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち
下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち 内田 樹

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2006年7月 3日 (月)

嫌日流

 あのー、実はですね、変な本を買ってしまいました。

「嫌日流」

というんですが、キャッチフレーズもどきで

「韓国人が今、読むべき本」

と題してありまして、それはいいとしても、すぐ下に書いてあるのが

「日本人を覚醒させる 国際連合推薦!」

・・・・・国連はこんな事もしなくてはいけないんですね。ご苦労様です。

てなわけで読んでみました。

楽しいです。僕のブログなんかより100倍楽しいです。

本当はツッコミ部分をいくつか挙げてみようと思ったのですが、調べてみたところこちらのサイトで思いっきり蹴飛ばされていましたのでやめます。

マンガ嫌日流の嘘を暴け (長いし、資料も多いです)

マンガ嫌日流を読まなくても分かると思いますが、未だに「寒流」好きの方は読まない方が賢明でしょう。

と言いながら、以下にこのマンガの最終2ページに書かれている文章をそのまま引用させていただきます。

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全国民の90%が国旗を持っている愛国者の国
IQが世界で最も高い国
中学生高校生の学力が世界一高く 世界の有名大学へトップで入学する学生を生む頭脳明晰な国
文盲率が1%未満の世界唯一の国家
全国民が5歳以前に自国語を学ぶ世界唯一の国家
文字がない国々に国連が提供する文字はハングル(アフリカのいくつかの国々ではハングルをもちいている)
大学進学率が世界最高の国
公共交通機関に老人や弱者優先席がある国
女性が世界で最もきれいな国
世界にその類例が珍しい単一民族国家
働く時間は世界最高、遊ぶ時間は世界最低の世界で最も勤勉な国
世界で最も根性があるといわれている三大民族ドイツ人、ユダヤ人、日本人を合わせた以上に根性がある民族の国
アメリカも無視できない日本に意見を言える世界唯一の国

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人間性に関する誇りが少ないように思います。

書き出せば、まだたくさんありそうですが。

せっかくなので、こんなのも追加してはいかがでしょう。
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「世界一の日の丸消費大国」


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2006年6月 9日 (金)

スピリチュアリズムの紹介

一昨日たまたま入った書店で面白い物を見つけた。ダカーポという雑誌。今まで手に取ったことも無かった本だったが表紙が強烈!

あなたは「霊」を信じますか?
あなたは「死後の世界」を信じますか?

なかなか大胆。真正面からぶつかってきてる。
登場されている人は
佐藤愛子氏、須藤元気氏、水木しげる氏、しっかり江原啓之氏も出ている。それよりなにより近藤千雄先生もではないか!おまけに浅野和三郎氏についても紹介されている。もちろん「スピリチュアリズム」という言葉も出てきている。「シルバーバーチの霊訓」や「コナン・ドイルの心霊学」や「日本人のふるさと<かんながら>と近代霊魂学<スピリチュアリズム>も紹介されている。

馬鹿にした書きぶりは無くよかった。

よく分からないのもあったけど。

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2006年5月26日 (金)

龍-RON

龍(RON) (1)
龍(RON) (1) 村上 もとか

おすすめ平均
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 先日「ビッグコミックオリジナル」で連載されていた「龍-RON」が最終話を迎えた。

 この漫画の原作者は村上もとか氏。僕はこの作者の書く漫画が好きなんだ。ぱっと見はとにかく絵が綺麗で細かく丁寧なのだが、それ以上にストーリーが深い。味がある。この「龍」は何年か前にはNHKで実写のドラマにもなった。大河ドラマでもいけると思う。 村上氏の作品は他に「ヘヴィ」「「赤いペガサス」などがあるが、有名なのは恐らく「六三四の剣」。現在30歳以上で剣道をやっていた者ならこの漫画をしらない人はいないだろう。

 僕も小学生の頃この「六三四の剣」を読んで稽古していた。(実は剣道は嫌いだったけど)そして大学に入学して数日後入った喫茶店で見つけたのが「龍-RON」、。このときは「また本格的な剣道漫画が読める!!」と感動した。昭和初期、実際にあった京都の武道専門学校での話から始まる。体育会剣道部の僕も唸らされる箇所も多かった。

 な・の・に

 はっきり言って、剣道の話は全体の序章にしか過ぎない。読んでいくうちに
「あんた、最後はどうやって締めくくる気なの?」
と読者が心配になるようなワイドな展開。15年にも及ぶ連載でありながら、最後のページを見て驚いた。恐らく作者は連載開始からその最後の1ページまで、完全にストーリーを練り上げきっていたと思う。オチなしでギャグを始めるわけがないから、当たり前なのだが、しかし「北斗の拳」にしろ「ドラゴンボール」にしろ、人気がありすぎて連載がやめられなかったのではないかと勘ぐっている。おかげで作者自身にもキャラクターが制御しきれなくなったような・・・(読み過ぎか)。

 しかし「龍-RON」は最初から最後まで作者のシナリオ通りに進んだのだと思う。そういう講釈はどうでもいいのだけど、「龍-RON」の序盤でいい言葉がある。武道専門学校へ入学するとき、主人公「龍」の生涯の師となる内藤高治から送られた言葉。

「道の為、来たれ。」

龍はこの言葉に感動する。剣の道であり、人の道でもある。僕も読みながら感動していた。

おススメの漫画である。

村上もとかホームページ

(追伸)
 最近ウケねらいに走っていた感もあり軌道修正すべきとは思いながらも、中朝韓ウオッチャーとしては避けて通れないネタもあり、今後もまだやりますが、なんというかこんなB級ネタも好き。(知ってる人は知ってるけど。)

・八代亜紀の「舟歌」の曲に合わせて、チェッカーズの「ギザギザハートの子守歌」を歌ってみるとドンピシャ ではまる。
・「ボレロ」と「水戸黄門のテーマ」の出だしは区別がつかない。

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2005年10月10日 (月)

ニューズレターを読む

心の道場さんから新たにニューズレターがネットに載せられたので読んでみる。その内容について意見を述べるわけではないが、ただね、その前半部分は、、、、、僕が考えていて、いずれ書こうと思っていて、おまけにタイトルにまでした内容がそのままなわけで、なんとも、、、どう表現していいか分からないこの感情。

今日は寝ます。

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2005年10月 8日 (土)

タイトルについて

korube1 この「優しさと強さと」というタイトルはかつて読んだ本の名前をそのままいただいた。

20年以上昔の話。今でも憶えているが、中学1年のとき何気なく新聞の新刊本の広告が目に入った。
「アウシュビッツのコルベ神父  優しさと強さと」
まだ基本的な世界史も全く知らなかったが、どういうわけかこの本が気になって仕方がなく、そのまま親に頼んで本屋まで連れて行ってもらい買ってもらったのである。最後には読書感想文まで書いてしまった。

読後そのまま本棚にしまわれていたため背表紙のタイトルはほとんど読めない。ただ今でも手元にあるのは驚きだ。

さて読書の秋だ。再度「シルバーバーチ」を読むもよし、読みかけの「個人的存在の彼方」を読み進めるもよし、そして利他行為を文字通り命を投げ出して実践したこの人の本を読み返すのもまたよしだね。

なおタイトルを筆で書くのは、うーんどうなるかな。

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